きっかけ
動画コンテンツの動画閲覧サイトがはじまったころ。
動画の中でも、特に惹かれたのは動き、モーションを扱っている動画。pvみたいな動画。音楽に合わせて文字が動くのに惹かれていつまでもみていた。
だけど複雑すぎて自分には出来ないとはなから諦めていた。この当時の私は今思うとメンタルが「普通に生きること」にかなりとらわれていた。
言い訳だったけど今だからわかるけどただ単に、1歩を踏み出す勇気がなかった。
それだけなのである。
芽生えたもの
そんな中でも30代半ばでやっと気持ちが前向きになり「デザインに関わること」に取り組んでいた。好きなものと向き合う勇気が芽生え始めていた。
デザイン関連のスキルアップを目指していた矢先に親が認知症になり、あれよという間に介護に関わることになりそしてコロナの時期と重なった。
この時は本当に絶望の日々だったがなんとか、周囲のお陰で生活のために普通に働ける環境へ舞い戻ることができた。「デザインうんぬん」よりも普通に社会復帰できたことが奇跡にちかかった。
心の底にあったもの
親の介護が今後どうなるか・・正直、展開次第では自分の人生にも関わってくるのでどうなるかわからないままだった。
40代に突入していたのもあって、ふと人生がもう終わりへと向かいはじめてる事実に気持ちがかなり沈んでいた。
だからこそ本当に心の底から思ったのは「あー後悔したくないな」「本当のやりたいことをしてみたい」その気持ちだけがあった。
特に、デザインの中でも「動画のモーション」に取り組みたいという気持ちが強かった。
心の底から望んだことと向き合った瞬間だった。
踏み出した先にあるもの
結局のところ、自分の中に答え(アンサー)は最初からあったのだ。勇気がなかったために目を逸らして続けて月日を費やしたという、人生下手くそすぎるエピソードなのである。
後悔したくない、本当にやりたいことだけに向き合ってから1年後、モーションのチュートリアルを200個以上終わらせている自分がいた。
遅いかもしれないが答えが見つかったりするから「だから人生って面白いじゃない?」に尽きる。
人生はおもしろく
超氷河期世代なので、就職難から始まり良い人生を思い描くなんてことははなから諦めていた。それでも最後に踏み出した結果、クリエイティブな世界へ着地点を見つけた。
人生はゲームみたいなもので、最後まで何が起こるかわからない。時流もあるかもしれない。
人生は心の持ちようで、冒険だと思えば楽しめるのだ。
そして、自分の人生なんだから、最後まで自分と向き合うしかないんだ。きっと。
アイテム「はじめてみる勇気」
→ゲーム序盤で基本使うもの。
→ゲーム後半でも使えるっしょ。